プロモーション動画制作をフリーランスに頼むときの注意点。ディレクションがとても大事です。 | 株式会社LIVEUP
 
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プロモーション動画制作をフリーランスに頼むときの注意点。ディレクションがとても大事です。

2025.01.21

プロモーション動画は、商品やサービスを効果的に訴求するための強力な手段です。しかし、制作を外部のフリーランスに依頼する際には、いくつかの重要な注意点があります。特に、個人でやっているフリーランスの場合、きちんと業務を終えずに連絡が途絶えてしまうことも多々あります。適切なフリーランスを選び、スムーズにプロジェクトを進行するために、この記事では以下のポイントを解説します。


1. 目的とターゲットを明確にする

動画制作を依頼する前に、まず自社の目的とターゲットを明確にする必要があります。具体的には、以下のような質問を自分に問いかけてみましょう。

  • この動画を通じて達成したいゴールは何か?(例: 商品の認知度向上、売上促進など)
  • ターゲット視聴者は誰か?(例: 20代の若者、企業の意思決定者など)
  • どのプラットフォームで動画を配信する予定か?(例: YouTube、Instagramなど)

これらを明確にすることで、フリーランスに対して的確な指示を出しやすくなります。


2. 適切なフリーランスを選ぶ

フリーランスを選ぶ際には、以下のポイントに注意してください。

ポートフォリオを確認する

フリーランスが過去に制作した動画を確認することで、そのクオリティやスタイルが自社の要望に合っているかを判断できます。特に、自分の業界や商品に近い事例がある場合は、そのフリーランスが適任である可能性が高いです。

レビューや評価をチェックする

クラウドソーシングサイトなどでフリーランスを探す場合、他のクライアントからのレビューや評価も参考にしましょう。信頼性や納期遵守の姿勢が分かります。

コミュニケーション力を重視する

動画制作はクライアントとクリエイターの密なやり取りが求められるプロジェクトです。メールやチャットでの対応が迅速かつ丁寧であるかを確認しましょう。


3. 契約内容を明確にする

プロジェクトを進める前に、契約書を作成して以下のポイントを明確にしておくことが重要です。

作業範囲を具体的に定める

どのような内容が依頼範囲に含まれるのかを明示しましょう。例えば、以下のような要素を取り決めておくと良いです。

  • 動画の長さやフォーマット
  • 必要な修正回数
  • 納品形式(例: MP4ファイル、クラウド上での共有など)

スケジュールを明記する

プロジェクトの進行スケジュールを明確にし、各段階での締切を設定しましょう。例えば、以下のようなマイルストーンを設定できます。

  • 初回コンセプト提案の提出日
  • 撮影完了日
  • 最終納品日

料金と支払い条件を合意する

料金体系(例: 固定料金、時間単価)や支払いのタイミング(例: 着手金、中間金、最終納品後の支払い)を明確に決めておきましょう。また、追加料金が発生する可能性がある場合は、その条件も契約に盛り込むべきです。


4. プロジェクト管理を徹底する

プロジェクトの進行中に予期せぬ問題が発生することを防ぐため、適切な管理が必要です。

定期的な進捗確認

進捗状況を定期的に確認するためのミーティングや報告を設定しましょう。これにより、方向性のずれや作業の遅延を早期に発見できます。

フィードバックを具体的に伝える

修正依頼をする際は、できるだけ具体的な指示を出しましょう。例えば、「全体的に明るくしてほしい」という曖昧な表現ではなく、「2分30秒のシーンで色調を暖色系に変更してほしい」という具合です。


5. 著作権と使用権について確認する

納品された動画の著作権や使用権について、事前にフリーランスと取り決めておきましょう。

著作権の帰属

完成した動画の著作権を誰が保有するのかを契約で明記する必要があります。多くの場合、クライアント側に著作権を譲渡する形となりますが、場合によっては追加費用が発生することもあります。

使用範囲

動画の使用範囲(例: ウェブサイト、テレビCM、SNS広告)を明確にしておきましょう。一部のフリーランスは、特定の媒体での使用に限定した契約を提示する場合があります。


フリーランス相手に制作進行する場合はディレクションが大切

プロモーション動画制作をフリーランスに依頼する際には、目的やターゲットの明確化から、適切なクリエイターの選定、契約内容の取り決めまで、多くの注意点があり、これらを事前にしっかりと押さえることは、時間と手間がそれなりにかかってきます。ディレクションに手間がかかることが多々あるので、そういう場合は制作会社に頼むのもひとつです。目的やターゲット選定、契約など制作会社が全てディレクションするため、スムーズなプロジェクト進行と満足度の高い成果物を得ることができるようになるでしょう。
制作会社に発注するか、フリーランスに発注するかは、プロジェクトの重要度合いやクオリティによって分けて考えてみると良いかと思います。

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